鼻からのど(咽頭・喉頭)、気管、気管支、肺などの呼吸に関係する症状や疾患を診療します。代表的な疾患として、ぜん息や気管支炎、肺炎、肺がん、肺線維症、肺気腫、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などがありますが、当院では特に肺がんの早期発見に努めています。検診のX線検査で異常を指摘された方はCTによる精密検査をお奨めします。
ぜん息外来(気管支ぜん息、咳ぜん息)
ぜん息は、アレルギーや呼吸器感染などのさまざまな要因で気道に炎症が起こり、気管支が狭窄して肺への空気の吸入や呼出が困難になってしまう病気です。気管支ぜん息は、「ゼーゼー・ヒューヒュー」と喘鳴(ぜんめい)を特徴とされています。一方、咳ぜん息は、喘鳴はなく咳だけが長引くのが特徴とされます。咳ぜん息は、放っておくと気管支ぜん息に移行する可能性があるため、咳が2週間以上続いているときは、早めに呼吸器科を受診しましょう。